簡単に成功する方法●ポジティブになる
人生の成功は、心の持ち方から始まる。
楽観的になって自分の能力を信じれば、成功する可能性が高くなる。
それに対し、悲観的になって自分の能力を疑うなら、あまり大きな成功は望めない。
フォード自動車の創業者ヘンリー・フォードがこう言っているとおりだ。
「できると思おうと、できないと思おうと、どちらも正しい。」
思考は現実を造り出す。
学校ではそういうことを学ばなかったかもしれないが、これは真理だ。
自分の思考を注意深く選ぼう。
あなたの思考を選ぶのは、あなた自身なのだ。
今日、あなたは何を考えただろうか?
もしネガティブなことばかり考えていたとしたら、それは失敗と落胆につながるだけだ。
何事もポジティブに考えよう。(いずれにしても、明日はくる。)
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簡単に成功する方法●失敗を歓迎する
積極的に行動し、どんどん失敗しよう。
成功者はみな、成功するまで何度も失敗を経験している。
何かをしようとすれば、失敗を避けることはできない。
逆に言えば、失敗せずにできるようなことはたいしたことではない。
あなたは幼いころ、いきなり歩くことができただろうか?
一度、親に質問するといい。
「何度も倒れて、ようやく自分の足で立って歩けるようになった」と証言してくれるだろう。
自転車の乗り方を覚えるときも同じだ。
最初は補助車輪をつけて何度もバランスをとりながら失敗を重ね、ようやく自転車に乗れるようになったはずだ。
「失敗」は、結果的にうまくいかなかっただけだ。
失敗から学んで、やり方を修正し、粘り強く努力を積み重ねて、ようやく結果がでるのだ。
発明家は何かを発明するまで何度も失敗する。
俳優はブレークするまで何百回もオーディションに落ちたり、無視されたり酷評されたりする。
NBA史上最高の選手マイケル・ジョーダンは「私は何度も失敗したからこそ成功したのだ」と語っている。
周囲に迷惑をかけない限り、失敗は決して悪いことではないし、恥じることでもない。
失敗は、成功への道の一部なのだ。
粘り強く努力を積み重ねれば、失敗はやがて成功につながる。
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簡単に成功する方法●自分を愛する
人々はよく、自分を幸せにしてくれる人を探し求める。
でも、それは外的な働きかけによって内面に影響を及ぼそうとするやり方で、なかなかうまくいかない。(でしょ?)
誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分で責任を持って幸せになろう。
よい人間関係を築きたいなら、自分自身との関係に意識を向けるべきだ。
あなたが自分を愛し、自分を大切にし、幸せになるよう前向きに努力すれば、同じように前向きで幸せな人を引き寄せることができる(はず)。
「類は友を呼ぶ」ということわざのとおり、似た者どうしが惹かれあうということだ。
そういう人を見つけるために特別な努力をする必要はない。
自分の仕事を愛し、常に幸せを感じるようになれば、人間関係はおのずから好転する。
特に作戦を立てる必要はない。
自分らしくしていればいいのだ。
もしあなたが自尊心の低いネガティブなタイプなら、あなたをよく扱ってくれない人を引き寄せるだろう。
相手を責めてはいけない。
あなたは自分にふさわしいと思う人を引き寄せているだけなのだ。
自分の心の持ち方を改善し、自尊心を高めるよう努力しよう。
そうすれば、充実感の得られる人間関係を築くことができる。 |
簡単に成功する方法●ネガティブな人を避ける
あなたの周囲の人たちは、あなたの成功に大きな影響を及ぼす。
今までずっとつきあってきたからといって、今後もつきあい続けなければならないというわけではない。
あなたに悪影響を及ぼすような人からは離れるべきだ。
あなたが心の中で何度も繰り返したことは、それが何であれ、あなたの思考と行動に影響を及ぼす。
何度もネガティブなメッセージを聞いているうちに、ネガティブな考え方をするようになってしまう。
たとえば、あなたの夢をネガティブな友人に話したとする。
その友人から「そんなことはうまくいきっこないよ」と言われたら、がっかりしてしまうだろう。
一人くらいに言われても大丈夫かもしれないが、数人に言われたらどうだろう?
場合によっては夢をあきらめてしまうかもしれない。
その逆も真理だ。
ポジティブな人と一緒にいると、ポジティブになる。
「きっと、その夢は実現するよ」と元気づけてくれるから、自信を持って努力し、実際に夢をかなえることができるだろう。
ネガティブな友人がいたら、まずは、その人がもっとポジティブになれるよう助けてやるべきだ。
でも、もし、その友人がポジティブになることを拒み続けたら(信じられないかもしれないが、こういう人はいる)、その友人と接する時間をできるだけ少なくし、ポジティブな人を友人に選ぶことが、あなたの最大の利益になる。
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簡単に成功する方法●人に奉仕する
確かにコネがあれば物事はスムーズに進みやすい。
でも、特別なコネがなくても成功している人はたくさんいる。
コネがないのを嘆いていても仕方がない。
自分のスキルを磨き、それをいかんなく発揮すれば、あなたは確実に成功するはずだ。
その一方で、コツコツと人脈づくりに励めばいい。
あなたが仕事やプライベートで出会う人はみな、あなたを支援してくれる可能性がある。
これは大切なことだから、よく覚えておこう。
人脈づくりのカギは、相手への奉仕に専念することだ。
要するに、相手から受け取るより、相手に与えることに意識を向ければいい。
相手に奉仕すれば、相手はあなたが支援を必要としているときに助けたいと思うようになる。
あなたが受け取ることばかり考えているなら、人々はあなたを助けたいと思わないだろう。(そう思わない?)
まず、相手に奉仕することを考えよう。
そうすれば、いずれ相手から奉仕してもらえる。
自分がした奉仕が自分に戻ってくる。(情けは人のためならず。)
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簡単に成功する方法●地道に努力する
多くの人は地道に努力を重ねるのをいやがる。
そして、すぐに欲求を満たそうとする傾向がある。
これは時代の風潮かもしれない。
しかし、楽をして金儲けしようという誘惑に決して引っかかってはいけない。
「一夜にして成功するには十年かかる」という言葉がある。
場合によっては、それ以上かかることもある。
マクドナルドの創業者レイ・クロックはこう語っている。
「私は一夜にして成功をおさめたと思われているが、その一夜というのは30年だ。思えば長い長い夜だった。」
多くの実業者は、成功して大金を儲けるようになるまでに、何年も努力を積み重ねている。
ビル・ゲイツにしても、すぐに大富豪になったわけではない。
財を成した人、自分の夢をかなえた人のほとんどは、自分を信じ、努力を重ね、規律を守り、障害を乗り越えた結果として成功したのだ。
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簡単に成功する方法●自分の手で稼ぐ
お金は大切だが、お金だけでは幸せを手に入れることはできない。
世の中にはお金で買えないものがたくさんある。
家族の愛情、友人、心の平和、等など。
結局、どういうライフスタイルを望むかによるのだ。
質素な生活をし、多くのモノを求めないなら、それほど多くのお金は必要ない。
高級車に乗り、高価な服やアクセサリーを買い、高級レストランで食事をし、休暇をとって海外旅行に出かける、といった生活をしたいなら、それだけのお金がいる。
自分が持っているお金の額について、他人や環境のせいにしてはいけない。
自分が望むだけのお金を稼げていなくても、それを景気や上司のせいにすべきではない。
それよりも積極的に行動を起こして、自分の力で経済的安定を確保すればいいのだ。
いつの時代でも、勤勉に働いて、絶えずスキルを伸ばそう。
そうすれば、会社にとってあなたは、より価値のある存在になり、もっと多くのお金が稼げる地位につくことができる。
あるいは、自分が満足する仕事と生活ができるようになる。
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簡単に成功する方法●会社(社会)のために誠実に働く
ポジティブな考え方をすることは、成功するための最も重要な資質のひとつだ。
ネガティブな考え方は、その持ち主を悪い方向へ導くだけではない。
それはガン細胞のように組織内に広がり、士気と生産性を低下させる。
それに対し、ポジティブな考え方の持ち主がひとりいるだけで職場の雰囲気がよくなり、仕事がうまく進む。
顧客の評判も高くなり、売り上げが伸びる。
そして経営者はそのことをよく知っているものだ。
さらに言えば、経営者は従業員に規律と信頼性を求めている。
つまり、あなたが仕事に専念することを期待している。
また、経営者はあなたが仕事をうまくこなすだけの経験と能力を持っていることも期待している。
会社で働くということは、いいか悪いかに関係なく、誠実さを求めてくるということだ。
それは社会のためでもある。
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簡単に成功する方法●常に一生懸命に働く
まず指摘しておきたいのは、この世の中に重要でない仕事はひとつもない、ということだ。
会社のためにも、社会のためにも初歩的な仕事が不可欠だ。
たとえばレストランでは、トイレの掃除をする人は重要な役割を担っていると言える。
もし、トイレが汚れていたら、そのレストランの客は激減するだろう。
考えようによっては、トイレが清潔であるほうが、料理がおいしいことよりも「大切」かもしれない。
どんな仕事にもチャンスはある。
もしあなたが常に自分の仕事にベストを尽くしていれば、会社の人たちは必ず気づく。
上司はあなたを高く評価し、より高いポストを与えてくれるはずだ。
とは言え、いつ昇進できるかについては、組織によっても、あなたの能力によっても違いがあるだろう。
でも、ひとつだけはっきり言えるのは、短期間に昇進することは、まずあり得ない、ということだ。
自分の評判を確立して高い地位につくためには何年も、何十年も、という月日がかかる。
自分の仕事を毎日、一生懸命にして、自分の価値を証明して、初めて、昇進できるのだ。
周囲の人は必ずあなたの業績に気づく。
それまでは辛抱強く努力を積み重ねて、常にベストを尽くし、自分が組織の貴重な一員であることを証明しよう。
それにベストを尽くしているほうが、気持ちがいい。 |
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●成長しながら成功する方法(2)>> |