■■■ 自分自身に責任を持つ ■■■ |
●自分の人生にも責任を持つ
どんな目標であれ、それを達成するためには、自分の行動に百パーセント責任を持たなければならない。
自分の問題について他の人を責めるのは慎むべきだ。
あなたは自分の人生に責任を負っている。
それは成功するための絶対条件だ。
自分の問題を他人や環境のせいにするのはやめて自分で責任をとれば、成功への扉が開く。
言い訳をせずに生きれば、自分を磨くことができるからだ。
自分の人生の責任をとるのは生易しいことではない。
だが、自分の問題について他の人を責めているかぎり、自分の状況を改善することはできない。
なぜか?
人間は自分の責任だと思わないことを変えようとしないからだ。
「人々は自分のことについていつも環境のせいにしている。
私は環境なんて関係ないと思う。
社会に出て業績をあげる人は、理想的な環境が見つからないなら、自分で積極的にそれをつくり上げるものだ。」 バーナード・ショー(イギリスの劇作家) |
●自分のミスを進んで認める
ほとんどの人は、自分の問題を人にせいにする。
それは人間の本性なのだ。
何かがうまくいかなくなったときに、それが自分のミスであることを認めるのは勇気がいる。
身分のミスを進んで認めるのは、美徳だ。
「へたな水夫は風のせいにする」という格言がある。
風が船の進路を狂わせることがあるのは事実だが、うまい水夫は風のせいにせず、経験を生かして軌道修正をする。
成功者も同様だ。
彼らは問題が起こっても言い訳をせず、知恵を働かせて問題を乗り越える。
「自分の人生に責任を持つことは、子どもから大人への大きな一歩だ。それはまでは不平を言い、周囲の人を責めるが、自己責任に目覚めれば、自分の人生を切り開くようになる。その結果、敗者から勝者へと変身することができる。」
ブライアン・トレーシー(アメリカの経営コンサルタント) |
●成功者になることを選ぶ
自分の人生に責任を持てば自尊心が向上する。
自分の人生の主導権を握っているのは自分であることが実感できるからだ。
業績をあげた人に共通しているのは、人のせいにしないことだ。
あなたは本当に成功したいのだろうか?
もし、そうなら、自分の問題を人にせいにしないと誓うべきだ。
あなたは勝者と敗者のどちらにもなることができる。
自分が置かれている環境をコントロールすることはできないが、それにどう対応するかはコントロールすることができるからだ。
どのような状況でも、あなたのポジティブな心の持ち方は誰にも奪い取ることはできない。
あなたは自分の心の持ち方をコントロールする権利を持っているのだ。
両手を見ながら考えてみよう。
片方の手は、敗者になるためのカギを握っている。
「自分がこんな目にあうのは社会が悪いからだ。」というネガティブな心の持ち方だ。
もう片方の手は、勝者になるためのカギを握っている。
「どんなにひどいことが起こっても、必ず乗り越えて成功するぞ」というポジティブな心の持ち方だ。
あなたはどちらのカギを選ぶだろうか?
「障害は勝者にとっては試練であり、敗者にとっては言い訳である。」M・E・カー(アメリカの作家)
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■■■ 成功した人を手本にする ■■■ |
●成功者から学ぶ
成功者は常に学び続ける。
学習を続けることの大切さについて説明しよう。
ただし、ここでいう学習とは、学校に行って授業を受けることではない。
自分と同じ目標をすでに達成した人をみつけ、その人から学ぶという意味だ。
単純明快な成功法則を教えよう。
もし、あなたが成功したいのなら、自分と同じ目標を達成した人を見つけ、その人と同じことをすればいい。
そうすれば、あなたもその目標を達成することができる。
手本になる人は、あなたにやる気を持たせてくれる。
それができることをみずから証明し、あなたにもできることを教えてくれる。
「二十歳であれ、八十歳であれ、学ぶことをやめてしまう人は老人だ。学び続ける人はいつまでも若い。最も素晴らしい生き方は、心も若さを保つことである。」 ヘンリー・フォード(フォード社の創業者) |
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●成功者から学ぶ
成功者は常に学び続ける。
学習を続けることの大切さについて説明しよう。
ただし、ここでいう学習とは、学校に行って授業を受けることではない。
自分と同じ目標をすでに達成した人をみつけ、その人から学ぶという意味だ。
単純明快な成功法則を教えよう。
もし、あなたが成功したいのなら、自分と同じ目標を達成した人を見つけ、その人と同じことをすればいい。
そうすれば、あなたもその目標を達成することができる。
手本になる人は、あなたにやる気を持たせてくれる。
それができることをみずから証明し、あなたにもできることを教えてくれる。
「二十歳であれ、八十歳であれ、学ぶことをやめてしまう人は老人だ。学び続ける人はいつまでも若い。最も素晴らしい生き方は、心も若さを保つことである。」 ヘンリー・フォード(フォード社の創業者) |
●手本のように成功できると信じる
手本は完璧である必要はない。
その人を見て「あんなふうになりたい」と思えるような存在であればいい。
そっくりになろうとするのではなく、同じように成功することを目標にしよう。
その人の成功にならい、「自分も必ず成功するぞ」という気概を持つことが大切だ。
手本になる人がいくつかの点で不完全であってもかまわない。
欠点があるにもかかわらず成功をおさめたことを、むしろ励みにすればいいのだ。
「あの人はあんな欠点があるのに大きな業績をあげた。私も完璧ではないが、成功をおさめることができるはずだ」と自分に言いきかせよう。
「誰かを手本にするというのは、その人が実行してきた効果的な方法を学び、それを応用することである。私がたいへん驚くのは、この方法を使えば、自分に欠けている部分を補って確実に成功できるということだ。」 ドン・ブラッカビー(アメリカの心理学者)
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●書物を通じて学ぶ
あなたは学校を卒業してから、どれくらい学習を継続しているだろうか?
偉大な成功者はみな、知識に対して強い情熱を持っている。
知識には力が秘められている。
ほかの人の失敗から学べば、より少しの試行錯誤で成功する可能性が高くなるからだ。
書物の中には先人の知恵が収録されている。その知恵を活用すべきだ。
やる気を高める秘訣を本の中で公開してくれている成功者がたくさんいることに感謝しよう。
こんなことを考えてみよう。
たとえば、ビル・ゲイツからじかに教えてもらうためには、どれくらい謝礼を払わなければならないだろうか?
どんなに高額でも、謝礼で教えてくれるなら、まだ、ましだ。
今ならじかに教えてもらえない「孔子」からでも、書物なら学べる。
大金をはたいて短時間だけ面会するくらいなら、じっくりと本を読んだほうがいい。
本を読んで得られる知恵は、それくらい貴重なのだ。
多くの場合、同じ本を繰り返し読むことによって、一回目に読んで見落としていたことが理解できる。
良書は、繰り返し読むことで大きな差が生じるものだ。
「人類の行動や思想はすべて、書物の中に魔法のように保存されている。」 トーマス・カーライル(イギリスの思想家) |
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